目次
適宜色んなプレーを紹介していきます。
2018/09/03追記
一応全て時間指定してありますが、時間も記載してあります。たくさんイメージつけましょう!!ちなみにこちらの記事もよろしくお願いします!! どんどん追記していきます。
こちらに身体の使い方などまとめてありますので、合わせてご一読下さい!!
インサイドキック
パター型
松原健選手
2018/08/26
マリノスに移籍した久保健英選手の移籍後初ゴールなんですが、ポイントはアシストの松原健選手です。1:11〜。パター型のインサイドです。

利き足は右、カットインして左足に有利な身体の向きを取ります。久保選手はこのカットイン直後のタイミングでもうパスを求めていたかなーって感じです。ボディランゲージなどから察するに。松原選手の意図はわかりませんが、ステップを踏んで右足で蹴ることにします。結果的にはもう一枚DFが戻ってきて不利な状況に追い込まれます。身体の向きの優位もDFとの距離も、全て失いましたが何とかパター型のパスが通ります。
結果的には神戸DFアフメド・ヤセルの連携ミスもあったのでしょうか、タイミングが遅れたことで久保選手はバイタルエリアでフリーになります。そのタイミングにあった形になりました。
意図的かどうかは難しいですね、何だか偶然のような気もしなくはないですね。松原選手もギリギリまでルックアップしているようなので、久保選手のマークが外れた瞬間をリアクティブに対応したのかもしれません。
そのような中で、パター型のインサイドでスピードを維持できたことは大きいです。やはりパター型のインサイドキックは「ここのタイミングで蹴らないといけない」といった瞬間に非常に有効であると思われます。
高宇洋選手
高宇洋選手のインサイドキックです。19秒からどうぞ。パター型です。身体の向きや助走方向、蹴り出す方向などから考えてもパター型のチョイスで問題ありません。

タイミングが合わなくなるかもしれませんが、少し右にカットインするという選択肢もあったのかもしれません。右にカットインすることで、身体は右を向く形になります。(写真の下がもし身体の向きが右になっていたらといった場合です)するとスピードやモーションの小ささが有利な膝下型のパスで狙ったポイントを通せていたかもしれませんし、右方向へのパスを意識させることでDFは少しワイドになるかもしれません。ギャップが大きくなると余計にパスを出しやすくなります。
狭い針の穴に太い糸を通すようなパター型のキックでしたが、ここでしかタイミングが合わなかったんだと思います。そうすると今の状況でパスを成功させる能力が必要になりますので、よくここを通せたと言えるプレーだと思います。
カットインは選択肢としてあってもいいかもしれません。ただスペース消えちゃうかもしれないですしね、いつスペースを使うかってタイミングに合わせられることが大切です。
膝下型
ジョー選手
2018/09/01 名古屋 VS 磐田
以前も紹介したジョー選手のパスの蹴り方について分析しています。
清武選手
2018/09/01 C大阪 VS 浦和
結構こんなカウンター的な局面でカットインからの膝下型のパスがあると思います。アップのシーンはないのですが、こういった状況での身体の使い方、蹴り方を見てみましょう。
ポドルスキ選手
イニエスタ選手のJリーグ出場初ゴールです。ターンが見事で話題になりました。ポドルスキ選手のカットインからのパス、そのパススピードも素晴らしかったです。冒頭から一連のプレーの流れですが、50秒くらいでアップになりますのでポドルスキ選手の膝下型のインサイドキックをご覧下さい。
こちらに詳しく分析書いてあります。どうぞご覧下さい。